空道無差別西日本地区予選 2019/09/29
9/29(日)、浜松市空道協会は三重県名張市「武道交流館いきいき」で開催された、
空道無差別・西日本地区予選に遠征しました。
少年部の選手団とともに、青年部が審判やスタッフを派遣しました。
大人の試合は、パンチや蹴り、頭突き、投げ、絞め技関節技が認められている
総合ルールですが、
小学生や中学生のルールは、将来後遺症とならないよう、
使っていい技が厳しく決められています。
顔面パンチは、脳障害の可能性を考慮して認められていません。
投げ技も、タックルと足技5種類しか認められていません。
床に頭が衝突するような、大外刈りや、首投げは使ってはいけないようになっています。
成長期にある少年少女のことをとてもよく考えていると思います。
ではどういう試合展開になるかというと、
離れた位置から蹴りあうと、当然道着をつかみあうことになり、
つかんでから胴体や足を蹴っていくわけです。
そして互いに組み合ってしまえば、足払いをかけて転ばせる。
とても実践的だと思います。
空手やボクシングではくっついてしまったら離れさせられてしまうところを、
空道ではそのまま投げをうって、組み伏せるようになっています。
柔道では殴ったり蹴ったりはいけませんが、
空道では、パンチや蹴りを放ってから相手の服や身体をつかんで、
投げ飛ばすわけです。
しかも、安全性をつねに考えられています。
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けんかなんて、してはいけません。
でも、ぼくたちは、じぶんのいのちを守るひつようがあります。
浜松市空道協会は、ひとの気持ちをわかる少年少女を、
育成していきたいと考えています。